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学生の皆様
保護者の皆様

2020年度が始まり、本学では保健医療学部第2期生をはじめ、学部、大学院、別科生の1,335人を新入生として迎えました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大により、皆様の安全を第一に考え、やむなく入学式を中止いたしました。その後も感染が治まらず大学での対面授業も難しくなり、遠隔授業を行うことといたしました。皆様の教育環境に多大な影響を与えてしまっていることを、誠に残念に感じております。

さて、5月25日に首都圏の緊急事態宣言が解除され、翌26日には千葉県より大学の休業要請も解除され、新型コロナウイルス感染症との戦いは新たな段階を迎えました。感染の爆発的拡大を防ぎながら、経済・社会活動を再開していくことが求められています。
本学では、皆様の安全を最優先し、感染リスクを回避した環境にて、大学教育の基本である双方向性の学修である対面での授業を段階的に再開することとしました。
現在の遠隔授業を6月13日までの間は継続し、6月15日よりゼミならびに1年次配当必修科目の授業から、徐々に登校を認めていく方針です。その後感染状況等を勘案し、6月29日からは可能な限り対面での授業を再開し、遠隔授業と併用してすすめていくこととなります。
「新しい生活様式」は大学教育にとっても新たなステージとなります。学生の皆様とともに良好な教育環境を作ってまいりましょう。皆様の健康と社会の安全を守るために共に努力しましょう。
また、遠隔授業期間中の家庭生活や授業再開後の学生生活などの相談窓口として、「修学継続支援・相談室」を設置しました。どんな悩みでも構いませんので、いつでも相談してください。

私たち教職員一同は、現在、遠隔授業中ではありますが、少しでも皆さんの学びが充実したものとなるように誠心誠意取り組むと同時に、皆さんが安心して登校できるよう、「3密」回避などの感染防止策を講じつつ、準備を進めてまいります。

明海大学

学長　安井　利一