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第11回講座|文部科学省委託 令和4年度明海大学との連携による専門人材育成・確保事業

第11回講座 11月14日(月) 15:20~16:20 授業研究⑤聞くこと・話すこと

講師 井熊ひとみ (J-SHINE理事 共愛学園前橋国際大学客員教授 育英短期大学非常勤講師)

担当区市(担当指導主事)

重野 準司

概要
授業者氏名

西巻 愛海

マイケル・レーダー

学校名

妙高市立妙高小学校

担当学年

第5学年

使用教科書

Blue Sky elementary 5(啓林館)

単元名

Unit 4 She can sing well.

テーマ

聞くこと・話すことの指導

講師

井熊ひとみ (J-SHINE理事 共愛学園前橋国際大学客員教授 育英短期大学非常勤講師)

概要

妙高市では、5年生の授業を提案します。本時のゴールを「妙高小学校の先生のことをもっとよく知るために、『Who am I?クイズ』を通して、できることやできないこと、好きなものなどについてやり取りすることができる」と設定しました。そして、単元の指導計画や本時の展開における活動を、バックワードで、かつ、スモールステップで配列し、児童が無理なくゴールに到達できるように工夫して指導しました。児童が自信をもって英語で表現しようとするための指導の在り方についてご協議いただき、多数のご意見や代案等をいただきますようお願いします。

事前課題

授業動画

講座資料

講座アーカイブ動画

講座評価アンケートに寄せられた質問に対する回答

授業者への質問

Q1

前時の先生方へのインタビューで得られた情報シートを入れていた色の付いたクリアファイルがよいなと思いました。インタビューは日本語でしたか?英語で質問しましたか?情報として得られていないことについて、クイズの時に質問されて困ったりはしなかったでしょうか?

A1

先生方へのインタビューは、多くの情報を得てほしかったため日本語で行いました。情報として得られなかったことへの質問に対して、困っている様子は見られませんでしたが、質問したいけど英語で何と言えばいいのか困っている児童はいたと思います。困ったときには、”Help!”と言ったり、分からないときは”I don’t know.”と言ってもいいよと話したりしました。しかし、”I don’t know.”の表現を使っている児童はいませんでした。前時までの質問内容が見た目の特徴に関する質問が多かったため、個人的な質問が少なかったと思いました。質問内容に関してもう少し指導が必要だったと感じています。

Q2

授業を提供いただき、ありがとうございました。妙高小の先生のことをよく知るための「Who am I?クイズ」を単元末に実施することをどの段階で児童に提示したのかが気になりました。動画を視聴した限りでは前時に提示したように感じたのですが、単元の始めに提示したのであれば、どのように提示したのか知りたいです。

A2

単元の始めにゴールとして提示しました。この単元の内容はcanを使った表現なので、「できることやできないことなど学習したことを使って、妙高小の先生クイズをしよう!」と話しました。また、今年度来た先生が多いので、いろんな先生のことを知ろうと話をしました。先生クイズを行う前は、教師がクイズを作って手本を見せました。よく知っている先生でも児童が知らないようなヒントを出してもっと知りたい!こんなヒントを言いたい!という気持ちになるように工夫しました。

Q3

単元のゴールをどのように導入で提示したのか。導入の時点で,「妙高小学校の先生クイズを行う」というゴールを設定していたのか。 やり取りを活発にするために「Are you ~?」「Do you ~?」などの既習表現も活用していた。動画では「Can you ~?」の表現の活用が少ないように感じたが,全体ではどうだったのか。

A3

(先生クイズの提示について、Q2をお読みください。)全体を見ても「Can you ~?」の表現は少なかったです。子どもの様子を見て、質問でcanを使うことが少ないように感じたので、児童がもっとcanを使うことができるようにヒントカードの項目に入れました。本単元の学習内容は、canを用いて表現することなので、ご指摘のとおり児童がそれほどcanの表現を多用していなかったことは反省点の1つです。ただ、児童が質問したり、答えたりするやり取りを、楽しみながら行っている様子が多く見られたのでよかったと思っています。