第8回講座|文部科学省委託 令和3年度教員養成機関等との連携による専門人材育成・確保事業
第8回講座 授業研究➁
11月15日(月) 15:20~16:30
担当区市(担当指導主事)
新潟県妙高市(丸山 文雄)
概要
妙高市では、「聞くこと・話すこと」の講座を基に、第5学年の授業を提案します。本動画には、単元(全7時間)の第4時「相手の答えを予想して、できるかどうか尋ねたり、答えたりする」学習場面を収めました。児童の「話したい」「聞きたい」という思いを引き出すためにSmall talkを設定し、スモールステップで「Yes/Noクイズ」を行いました。児童の姿を通して、児童が英語で対話できるようになるための指導のステップが適切であったか、「Yes/Noクイズ」が必然性のあるワクワクする言語活動になっていたか、みなさんと一緒に考えていきます。たくさんのご意見、ご提案をいただければ幸いです。
- 授業者氏名
- 丸山 恵理(HRT)
Jenny Coralie(ALT) - 学校名
- 妙高市立妙高高原南小学校
- 担当学年
- 第5学年
- 使用教科書
- Blue Sky 5
(啓林館) - 単元名
- 「 Unit4 She can sing well. 」
- テーマ
- 聞くこと・話すことの指導
- 講師
- 佐藤久美子 (J-SHINE 会長、玉川大学大学院名誉教授)、明海大学教員他
事前課題
授業動画
資料
講座資料
講座アーカイブ動画
講座評価アンケートに寄せられた質問に対する回答
佐藤先生への質問
【質問1】
小学生に指導する上でアルファベットの書き順は重要ですか?
【回答1】
欧米の小学校では、書き順は教えないそうですので、特に重要ではありません。 ただし、tとiとoだけは、縦棒が先で横棒や点はあと、上からoを書き、丸を書くように 下からは書かない。これだけは徹底していただければ幸いです。
もともと、筆記体で、例えばinkを書くときなど、この3文字を続けて書いて、最後にiの点を書きます。
【質問2】
今回は、話す・聞く活動が中心でしたが、小学校外国語科の授業の場合は、細かい点の指導をしなくてもよいですか。例えば、playがつく場合とつかない場合、theがつく場合とつかない場合などです。
【回答2】
Play baseball/basketballなどに対して、do judoになりますね。
こうした練習は、スポーツの単語を導入するときに、動詞も一緒にチャンツにして教えていただければ助かります。また、スポーツにはtheがつかないで、楽器は着く場合が多いので、こちらも、piano, violinと楽器の単語を導入するときには、play the piano, play the violinというように、フレーズにして、チャンツで練習してください。 自然と子供たちは言えるようになります。
授業者への質問
【質問1】
授業の中で、スモールトークやチャンツは毎回行っていますか。
【回答1】
毎時間行っています。スモールトークは、その時間に必要な表現を必ず入れていますが、既習の表現もできるだけ取り入れるようにしています。 本時のように、時には児童を巻き込んでみたり、興味ある内容にしたり、できるだけ日常会話に近い自然な会話になるように工夫しています。