カリキュラム

“ 日本の大学・大学院へ進む” ための実践的カリキュラム

本課程は、大学・大学院への進学を目指す外国人を対象として、大学・大学院で授業を受けるのに必要な日本語力を身につけさせることを目標とします。また、日本の文化・社会についての理解を深めることにより、日本での生活・コミュニケーションを円滑に進められるようにします。

1.日本語

各自のレベルに応じて系統的に日本語力を向上させます。また、大学入学に必要な能力を測る「日本留学試験」(*1)の受験対策も充実しています。

●文法 ●聴解 ●文字・語彙 ●読解 ●口頭表現 ●文章表現(*2

  

[注]

(*1)日本留学試験

2 回(6 月、11 月)実施され、国公立大学、私立大学(大学によって不要な場合もある)等の入学選考の判断基準となっている。留学生の日本語力及び基礎学力の評価を行うもので、日本語の試験は聴解、聴読解、読解及び記述によって構成される。

[試験科目]

文系:日本語、総合科目(社会)、数学

理系:日本語、理科(物理、化学、生物から2 科目選択)、数学

(*2)文章表現

レベルに応じて、作文練習を行い、文章表現力をつける。上級クラスでは長文の要約練習なども行い、大学でレポートが書けるような実力を養う。

2.教養科目

日本の地理・産業・歴史及び時事問題などについての幅広い学習を通して、日本をより深く知ることを目的とします。

●日本事情

3.基礎教育科目

「日本留学試験」、大学入学試験に出題される科目です。

●英語(*3) ●数学 ●社会

 

[注]

(*3)英語

「日本留学試験」の科目にはないが、入学試験で英語を課したり、入学後も必修科目としたりする大学が多いため、英語の学習は重要である。