ホスピタリティ・ツーリズム学部ホスピタリティ・ツーリズム学科
今こそ、観光。
年間の外国人旅行者数3,188万人、国際観光収入5兆710億円。
これは新型コロナウイルス感染症が流行する前、2019年の日本が残した数字だ。
観光立国を旗印に来年もこの数字を更新するだろうと誰もが思った矢先、
すべてが制限され、目に見えない脅威を前に観光という産業は一度崩壊した。
それでも人々は交流を捨てなかった。
オンライン、三密回避、飛沫防止、少人数、ワクチン接種──
人類が交流を絶やさないために講じたあらゆる手段は瞬く間に浸透し、
それに合わせて観光産業は姿を変え、再構築されていった。
初めて見る景色、初めて食べる料理、初めて触れる文化、初めて聴く言葉、
その体験は、いかなる時でも他に替えることのできない魅力で我々を惹きつける。
2022年383万人、2023年2,507万人と飛躍的に回復した外国人旅行者数が、それを如実に物語っている。
かつて人々を熱狂させたモノも、まだ誰も味わっていないコトも、すべてはこれからだ。
※UNWTO(国連世界観光機関)、観光庁資料から抜粋
※2019年平均為替レート1ドル=110円で計算
ホスピタリティ・ツーリズム学部の魅力
現場から学ぶ
ホスピタリティ業界の最前線に立ってきた企業出身の教員だからできる実践教育。また、「実社会での体験から学ぶ」ことを重視し、国内外のホテル、空港や旅行代理店などでインターンシッ
プを数多く実施しています。長期間で行われる海外や国内リゾート地のホテルインターンシップでは、実際の現場から多くのことを学ぶことができます。旅行、ホテル、航空をはじめとした観光産業はもちろん、あらゆる職種で求められる「コミュニケーション」と「ホスピタリティ」の獲得や「人」と「デジタル」をつなぐ素養を身につけることで、幅広い分野に適応できる人材を育成します。
実現する力をつける
明海大学は1年次から4年次まで一貫したキャリアプログラム、学生一人ひとりに就活コーチングスタッフがつく万全のサポートで学生の就職を支えています。実務家教員が多いホスピタリ
ティ・ツーリズム学部では、業界の最新事情やそこで本当に必要とされるスキルや心構えを身につけることができ、それが高い就職実績へとつながっています。
使える英語を学ぶ
実社会で求められる英語力をゴールに見据え、外部英語検定試験を活用することで能力の可視化を図っています。同じ目標をもつ同級生と一緒に成長できる環境、レベル別の少人数クラス
で構成された英語授業、授業外での教員による丁寧なサポートによって確かな語学力を身につけます。
就職について
ホスピタリティ精神と語学力は、観光産業はもちろん様々な業界で活かすことができ、社会で求められる知識であるとともに流行等に左右されることのない需要をもっています。ホスピタリティ・ツーリズム学部で学ぶということは、この広大なフィールドすべてが進路の選択肢になるということ。あなたの進みたい道も、きっとここにあります。
3つの専攻
ホスピタリティ・ツーリズム学部は「観光専攻」「経営情報専攻」「グローバル・マネジメント専攻」の3専攻に分かれます。
観光産業とホスピタリティ・マインドについて学ぶことはどの専攻でも共通していて、違いは専攻ごとに設置された専門的な科目と英語の習熟度で、それぞれが社会のニーズに応える学びを提供しています。
具体的には、ホテル・旅行・エアラインといった業界の最前線で活躍してきた実務家教員による教育と、実際の就職活動で必要とされる英語検定試験の早期クリアによって、質の高いホスピタリティ・マインドと英語力を養います。
また、4年間継続するゼミをはじめ、大学生活全般から進路の相談まで、教員が学生一人ひとりとしっかり向き合う面倒見の良さが特長の一つです。
観光専攻の想定進路
経営情報専攻の想定進路
グローバル・マネジメント専攻の想定進路
教員メッセージ
実務家教員の指導で、ホスピタリティと
ツーリズムに関する知識とスキルを幅広く修得。
中野 実 教授
コミュニケーションスキル、語学、観光にかかわる知識、さらに航空業界やホテル業界などホスピタリティ産業で働くために必要な専門知識やスキルなど、ホスピタリティ・ツーリズム( HT )に関することを幅広く学びます。専攻は、将来の目標に応じて観光、経営情報、グローバル・マネジメント( GM )の3 つにわかれます。私が担当するGM 専攻ではすべての授業が英語で行われ、1 年間の海外の大学への留学が必須です。全専攻でインターンシップが充実しており、自分の適性に合った仕事を見つけることが可能。ホスピタリティ産業で実務経験のある教員も多数在籍しています。本学部出身者が、ホスピタリティ産業を牽引するリーダーとして活躍する未来を期待しています。