入学者受入・教育課程編成・学位授与に関する方針 <学部・学科>
全学共通の3つのポリシー
明海大学ディプロマ・ポリシー
明海大学は、厳格な成績評価の下、建学の精神にある国際未来社会で活躍するための資質として、 社会性(社会に貢献するホスピタリティマインドを持ち、協働に向けて主体的に思考し、的確に判断し、決断できる資質)、 創造性(夢に向け熱意を持ち、試行錯誤をし、小さな発見を積み重ね、新たな価値を産みだして的確に表現できる資質)、 合理性(知識やスキルを学び、目標達成に向けて多様な情報を収集し、適切に選択して活用できる資質)が認められる人材を学位授与の基礎とし、各学部学科および研究科にて基準を定めている。
明海大学カリキュラム・ポリシー
明海大学は、技術の進歩と人間性の調和を図りつつ世界への貢献を果たすという創造性を建学の精神の一つとしている。大学としてその時代の最先端をどのようにリードしていくかという課題に直面しながらも、一方的な技術の振興を図ることではなく、技術の進歩と人間性の調和を図りつつ世界への貢献を果たさなければならない。その意味において、1)大学生としての学修を通じて社会性、創造性、そして合理性を身につけ明海大学の人間力を形成するための基盤を形成する基礎教育、自らの知識技能を高める人間力形成科目、そして培った力を社会で発揮するためのキャリア教育を共通科目に置き、2)各学部学科および研究科のディプロマ・ポリシーに到達するためのカリキュラムを専門科目として配置している。
明海大学アドミッション・ポリシー
明海大学は、建学の精神「社会性・創造性・合理性を身につけ、広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成」をめざして、豊かな人間力を基盤とした高度専門職業人養成を含む幅広い職業人養成を教育の目的としている。そのため、入学予定者には、学業、技術・技能、文化、芸術、スポーツなどの分野で活躍した体験を活かし、入学後、本学での学修を通して、これからの国際社会で通用する実力を身につけ、将来、各分野で活躍したいという強い意志を持つ学生を求めている。さらに、生涯学習社会の到来に対し、時代の変化に合わせて積極的に社会を支え、改善していく資質を有する人材の育成を目途として、生涯学習型学修に意欲的に取り組み、自己の更なる確立をめざす者を求めている。
学科のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー
外国語学部日本語学科
ディプロマ・ポリシー
日本語学科では、主体的に判断・行動する教養をもち、グローバル時代のさまざまな問題に向き合える人物を育てることを目標としており、次の要件を満たした者に学士(日本語学)の学位を授与する。
【日本語専攻】
①日本と世界の文化・社会・歴史の多面性を把握することができる。
②日本語の運用能力及び専門的知識、日本語教育・国語教育に関する知識と能力が身についている。
③日本語(国語)、日本語教育、国語教育を理解し、応用できる。
【グローバル・スタディーズ専攻】
①日本語、英語、中国語を用い、適切に情報を集約・分析し、表現することができる。
②自己の主張をグローバル的視野で的確に表現できる。
③多様な文化を理解し、自らの文化を発信できる。
④対話を通じて他者と協力して目標実現の方向性を示すことができる。
カリキュラム・ポリシー
日本語学科のカリキュラムの最大の特徴は「日本語教育ができる国語教員」を育成できるという点にある。日本語と日本文化を深く理解した上で「国語(母語としての日本語)」や「日本語(外国語としての日本語)」を教え、海外に日本文化を伝える能力を育成することを目的に、次の方針に基づき、教育課程の編成を行っている。
1 少人数編成のクラスにおいて、基礎学力の育成(1年次)、専門分野における課題探求能力の涵養(2年次)、専門領域別研究の推進(3年次)、卒業研究による学修の集大成(4年次)を段階的に指導し、職業人としての総合力の育成を図る。
2 3年次進級要件に日本語検定3級を課し、確かな日本語運用能力を育成する。
3 各専攻の概要
(1)日本語専攻では、国語科教員・日本語教員、または編集者等日本語を専門とする職業人として活躍するために必要な高度な日本語運用能力や指導力を涵養する。
(2)グローバル・スタディーズ専攻では、日本語、英語、中国語を身につけ、さらに日本及び周辺諸国・地域の文化、社会、経済、ビジネスを幅広く学び、国際的なセンスと人間力を養う。
アドミッション・ポリシー
日本語学科では、日本語と日本文化、外国語と外国文化の深い造詣を求め、学ぼうとする意欲を持ち、さらに身に付けた言語力、言語教育力、教養力を生かして国際社会で活躍することを志望する次のような人材を求めている。
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
高等学校卒業相当と認められる国語の基礎学力。特に日本語の語彙・文法・表記等についての基本的な構造について説明することができることが望ましい。
② 思考力・判断力・表現力
日本語の構造についての知識を英語等の他の言語の理解に応用することができる。
レポートや発表では複数の資料を統合、分析し、根拠のある判断、評価、意思決定ができる。
③ 主体性・協働性
自分で課題を設定し、客観的合理的な判断に基づき、自律的に解決するための行動をとることができる。
文化の差異に敬意を持ち、多様な背景を持つ人々と目標に向けて協力して行動することができる。
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 幅広い教養と国語・日本語・文学・国語教育・日本語教育などの専門的知識を体系的に学び、身に付けたいという意欲を持つ人
- 将来、国語教員、日本語教員として活躍するために必要とされる言語力、基礎的な知識と技能を身に付ける意欲を持つ人
- 日本語を通してひろく言語一般に関する関心を持ち、専門的な知識を得たいという意欲を持つ人
- 国語科の科目、文章表現、古典、漢文に興味関心がある人
- 日本語教育に関心を持ち、国内・海外における日本語教育の現場を体験し、何らかの形で日本語教育にかかわる仕事に就きたいという意欲を持つ人
- 外国人等児童・生徒に対する学校における日本語教育の問題を解決するために協力する意欲を持つ人
- 中学校・高等学校などで国語科教員となり、自分が得意とするスポーツ・文化活動の指導に関わりたいという意欲を持つ人
- 日本語コミュニケーションの力を必要とする職業に就くことを希望し、日本語の言語技術を向上させることに強い関心がある人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 相手に聞かれたことに適切に答えること、自分の考えを適切に表現できることを評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | 日本語学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 日本語学科の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
日本語 | 本学の授業を受講するために必要な日本語の語彙力、文法の知識、読解力を評価する。 | ✓ | ||
日本語運用力診断 | 日本語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、日本語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
外国語学部英米語学科
ディプロマ・ポリシー
英米語学科では、次の要件を満たした者に、学士(英米語学)を授与する。
1 国際未来社会で活躍できる幅広い教養と英語コミュニケーション能力が身についている。
2 言語・文化・社会・歴史・教育・経済・ビジネス等について幅広く理解し、各分野で活躍し得る能力が身についている。
3 社会の変化に柔軟に対応し、自ら考え、行動していく積極性と、実社会で通用する能力や資格が身についている。
4 教育・研究の分野で活躍できる能力が身についている。
カリキュラム・ポリシー
英米語学科は、英語による実践的なコミュニケーション能力の修得とその基盤となる文化的背景の理解を深めることを目指すと共に、グローバル社会の進展を見据え、多言語能力(英語+中国語等)と国際教養(諸外国の文化・社会・ビジネスに関する基礎知識)の涵養も目指し、次の方針に基づき、教育課程の編成を行っている。
1 1、2年次の必修英語プログラム「Intensive English Program(IEP)」を中心に、週6コマのレベル別少人数クラスで、英語の4技能(「読む」「聞く」「書く」「話す」)の育成を図る。
2 2年次からは、英米語専攻(English Language Major,ELM)とグローバル・スタディーズ専攻(Global Studies Major,GSM)からなる2専攻制に移行し、目標進路の達成に必要となる基礎力及び専門能力の養成を図る。
3 各専攻の概要
(1)英米語専攻では、言語や文化や教育についての理解やスキルの向上を目指す「英米語・英米文化関連科目」を中心に履修することにより、高度で実践的な英語力と幅広い教養を身につける。
(2)グローバル・スタディーズ専攻では、「グローバル・スタディーズ関連科目」(コア科目、地域研究科目等)を中心に履修することにより、グローバル人材に必要とされる素養(実務的語学力、ビジネス思考等)を身につける。
アドミッション・ポリシー
英米語学科では、英語コミュニケーション能力と、多言語・多文化・歴史・ビジネス等についての幅広い教養や資格を武器に社会の様々な分野で活躍することのできる力を育てることを目指している。そのため、英語を学ぶことに対して強い意欲を持つと同時に、次に示すような資質、興味・関心、目標を持つ人材を求めている。
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
高等学校卒業相当と認められる英語、国語、社会の基礎学力。
英語4技能がバランスよく身に付いており、CEFR A2レベル以上と認められる英語運用能力を持つことが望ましい。
② 思考力・判断力・表現力
情報を処理・統合する能力、さらにそれに論理的分析を加え、自分の意見として論述する能力や、口頭で発表する能力が身に付いていることが望ましい。
③ 主体性・協働性
立場・考え方・価値観の多様性を尊重し、問題解決に向け、他者と協働するためのコミュニケーション能力が備わっていることが望ましい。
また、これまでにボランティア活動体験があることが望ましい。
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 健全な倫理観と責任感を持ち、目標実現のために粘り強く、自律的に努力することができる人
- 継続的な活動を通じて成果を上げた経験をもとに、英語を学ぶことに対して不断の努力をする強い意欲を持つ人
- 世界の言語・文化・社会・歴史・教育・経済・ビジネスなどについて学び、深く理解することに意欲を持つとともに、学校で提供される諸科目に真摯に取り組み、幅広く学んできた人
- 豊かな教養と実社会で通用する知識・技能や資格を身に付け、英語を通して持続可能な国際未来社会創造に貢献する意欲を持つ人
- 身近な地域や国際社会の諸問題について、その問題解決のための知識を身に付け、グローバル人材として社会貢献活動に参加する強い意思を持つ人
- これまで合格・取得した検定試験・認定試験・資格などについて、さらにその上を目指す努力を重ね、自ら進路・就職先を開拓しようという強い意思を持つ人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 質疑応答を通じて、論理的思考に基づく意見表明や対話を行う能力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
英語力診断テスト | 英語短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、英語によるコミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | 英米語学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 英米語学科の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
日本語 | 本学の授業を受講するために必要な日本語の語彙力、文法の知識、読解力を評価する。 | ✓ | ||
日本語運用力診断 | 日本語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、日本語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
英語運用力診断 | 英語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、英語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
外国語学部中国語学科
ディプロマ・ポリシー
中国語学科では、次の要件を満たした者に学士(中国語学)の学位を授与する。
1 中国語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく修得し、中国語による情報収集ができ、中国語を用いてコミュニケーションを図ることができる。
2 アジアにおけるグローバル社会に適応する能力として、中国の歴史・文化・経済・社会についての体系的知識を有し、これらの分野の事柄について自分の考えをまとめ、適切に議論することができる。
3 多様な文化的背景を持つ人々と協働していくために、コミュニケーションに必要な実践的言語力(中国語・英語・日本語)を有するとともに、主体的に異文化コミュニケーションを実践することができる。
4 中国語専攻学生は、通訳・翻訳に通じる高度な中国語能力を持ち、中国の文化・社会に対する知識を有し、中国語を必要とする仕事において活躍できる。
5 グローバル・スタディーズ専攻学生は、経済・経営・会計・統計などビジネスに必要となる知識を持ち、グローバル社会で活躍できる。
カリキュラム・ポリシー
中国語学科は、実践的な中国語力を涵養し、各専攻に特化した中国語運用能力、専門知識の修得を目的に、次の方針に基づき、教育課程の編成を行っている。
1 1、2年次には、独自の教授法により、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を育成するとともに、中国の社会、歴史、文学、思想についての基本的知識の修得を図る。
2 2年次からは、二つの専攻ごとにその特色を生かした専門科目を段階的に学ぶことにより、それぞれの専攻分野の基礎力及び進路に応じた高度な能力の養成を図る。
3 各専攻の概要
(1)中国語専攻では、教員、通訳、出版、広く社会での一般職の職業を目指す者に、中国語学・中国文化を体系的に学んで、中国語教授力及びことばの高度な運営力の育成を図ると同時に、豊かな感受性、自己表現能力、抽象的思考力を身につける。
(2)グローバル・スタディーズ専攻(GSM)では、中国語による実践的語学力を養成した上で、現代社会についての幅広い知識を身につけ、現代のビジネス社会が求める社会学的教養を修得して、21世紀社会に脚光を浴びるであろう東アジア、東南アジア社会を中心に、国際ビジネス社会で活躍できる能力を育成する。
アドミッション・ポリシー
中国語学科では、世界有数の経済大国である中国の重要性を認識し、国際未来社会で活躍するひとつの方法として、中国語を核とする言語運用能力、関連する歴史・文化・社会などの教養を身に付け、実践的コミュニケーション能力を涵養していくことに強い意欲のある次のような人材を求めている。
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
高等学校卒業程度の国語の基礎学力。
学修が一定の水準に達するまで努力を重ねることができる資質・能力。
② 思考力・判断力・表現力
高等学校卒業程度の基礎学力に基づき、自分の考えと判断を適切に表現することができる資質・能力。
③ 主体性・協働性
異文化コミュニケーションの現場に主体的、積極的に関わり、円滑に異文化コミュニケーションを行うことができる資質・能力。
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 中国語を身に付け、関連する歴史・文化・経済・社会など幅広い教養を修得し、国際未来社会で活躍しようとする強い意欲のある人
- 中国語力の向上と、関連する歴史・文化・経済・社会など幅広い教養の拡充に向けて不断に努力し、国際未来社会で活躍しようとする強い意欲のある人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 質疑応答を通じて、努力して学修する資質、異文化を理解する能力、論理的思考に基づいてコミュニケーションを行う能力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | 中国語学修への意欲、中国社会への関心、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 中国語学科の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
日本語 | 本学の授業を受講するために必要な日本語の語彙力、文法の知識、読解力を評価する。 | ✓ | ||
日本語運用力診断 | 日本語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、日本語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
経済学部経済学科
ディプロマ・ポリシー
経済学科では、次の要件を満たした者に学士(経済学)の学位を授与する。
1 経済学の基礎知識と応用能力を身につけたことが客観的に認められ、その成果を生かして国際経済や地域経済の諸課題解決に資することができる。
2 経営に必要な組織、管理、戦略、財務、マーケティング等のより専門的なマネジメント技術を修得し、活用することができる。
3 「簿記」や「会計」に関する知識や実務・計算能力が身についたと客観的にも評価され、将来、それを生かして活躍することができる。
4 データ処理やデータ分析などの統計学や情報処理に関する専門知識を身につけ高度情報化社会を生き抜く実践的なスキルを修得し、活用することができる。
5 日々変化する社会の中で、自らの将来の課題を探求し、課題を解決する力を修得し、社会の発展に資することができる。
6 強い意欲と積極性を持って「人のために」貢献しうる課題探求・解決の能力を身につけ、国際未来社会や地域社会において活躍することができる。
カリキュラム・ポリシー
経済学科は、社会常識と経済学の基礎となる地域社会から国際社会に及ぶ幅広い教養と、公共政策・金融・経営・会計など各分野の高度な能力を兼ね備え、現代グローバル経済社会を力強く生き抜くビジネスパーソンの育成を目的に、次の方針に基づき、教育課程の編成を行っている。
1 1年次には、共通のシラバス及び教科書による少人数クラス制の必修科目において、経済、経営・会計に関する関心を深め、経済学ならびに経営・会計学の基本的
な考え方の修得を図る。
2 現代ビジネス社会において必要不可欠な実践的知識と能力を育成するため、履修モデルに基づき、コア科目(必修科目)、基礎科目、発展科目を計画的・体系的に学ぶことにより、高度な専門能力の養成を図る。
3 4年間の一貫必修ゼミにより、基礎学力を強化するとともに、個別の進路目標に対応した専門的知識の修得を確実なものとする。
4 将来の進路を見据えて経済学、経営学、会計学の3つの学問分野を軸に7つの履修モデルを選択して体系的に学修する。
アドミッション・ポリシー
経済学科では、経済学、経営学及び会計学を学ぶことに対して主体的に取り組める強い意欲を持つ次のような人材を求めている。
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
高等学校卒業相当と認められる英語、国語、数学についての基礎学力。
特に、数学Ⅰで学習する二次関数やデータの分析に関する基本的知識が身に付いていることが望ましい。
なお、会計の専門家を目指す人は、簿記の基礎知識が身に付いていることが望ましい。
② 思考力・判断力・表現力
必要な情報に的確にアクセスし、処理する能力や、それについて論理的に思考し、自らの意見として記述する能力や、口頭で発表する能力が身に付いていることが望ましい。
③ 主体性・協働性
他者の立場や考え方、価値観等を尊重し、問題解決に向けて、共に行動するためのコミュニケーション能力が備わっていることが望ましい。
また、これまでにボランティア活動を実際に体験、あるいはボランティア活動に志願した経験があることが望ましい。
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 幅広い教養と経済・経営・会計・税法などの専門知識を体系的に学び、身に付けたいという意欲を持つ人
- 将来、ビジネスパーソンとして活躍するために必要とされる経済学の基本知識と応用能力、外国語運用能力を身に付け、その学修成果が社会的・客観的に評価されることを希望する人
- 「簿記」「会計」に関する知識や技能を身に付け、その学修成果が社会的・客観的に評価されることを希望する人
- 公民科の科目に興味・関心がある人、あるいは高等学校等で簿記の基礎を学んだことのある人
- 国際経済の動向に常に関心を持ち、積極的に国際社会における体験を積み重ね、将来、グローバルな人材として、国際未来社会に貢献する気概を持つ人
- 身近な地域や国際社会の諸問題について、その解決のための知識を身に付け、ボランティア等として地域貢献活動に参加する強い意志を持つ人
- これまで合格・取得した検定や資格等についてさらにその上を目指す、あるいはそのための努力や成績結果を活かして、自ら進路・就職先を開拓しようという強い意志を持つ人
- 地球的課題に取り組むSDGsに強い関心を持ち、経済学・経営学・会計学等の学問的知見を修得しながら学生時代あるいは卒業後にその取り組みに参加しようという意志を持つ人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 質疑応答を通じて、他人の考えを理解する能力、論理的に対話を行う能力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | 経済学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 経済学科の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
日本語 | 本学の授業を受講するために必要な日本語の語彙力、文法の知識、読解力を評価する。 | ✓ | ||
日本語運用力診断 | 日本語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、日本語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
不動産学部不動産学科
ディプロマ・ポリシー
不動産学科では、次の要件を満たした者に学士(不動産学)の学位を授与する。
1 不動産学を構成する法学、経済学、経営学、工学について、基本的な考え方、考察や分析の手段、判断の基準がわかるとともに、不動産学の論考に必要な以下の知識が身についている。
① 私法、公法の全体像を把握するとともに、不動産に関連が深い法律知識が理解できる。
② マクロ経済学、ミクロ経済学の全体像を把握するとともに、不動産に関係が深い会計知識が理解できる。
③ 建築、都市の構成について全体像を把握することができる。
2 不動産関連ビジネスにかかる基幹的な国家資格である、宅地建物取引士に求められる能力が身についている。
3 不動産にかかる開発・流通・金融・経営・管理などをカバーするビジネス、ファイナンス、または、デザインについて、その仕組みがわかるとともに、これを適切に行うことができる。
① 不動産のビジネスにかかる不動産取引、不動産事業経営、不動産企業経営、不動産管理を適切に行うための必要な知識と技能が身についている。
② 不動産のファイナンスにかかる不動産市場分析、不動産価格評価、不動産金融、不動産投資、不動産戦略を適切に行うための必要な知識と技能が身についている。
③ 不動産の資産価値の創造にかかる不動産企画、空間デザイン、図面作成、調査診断、改善提案、不動産情報処理を適切に行うための必要な知識と技能が身についている。
2025年度以降
不動産学科では、次の要件を満たした者に学士(不動産学)の学位を授与する。
1 不動産にかかる流通・金融・開発・投資・経営・管理について、その仕組みがわかるとともに、これらの専門知識を活かして社会で活躍できる能力が身についている。
2 不動産学を構成する法学、経済学、工学について、基本的な考え方、考察や分析の手段、判断の基準がわかるとともに、不動産学の論考に必要な以下の知識が身についている。
① 不動産に関連が深い法律の知識が理解できる。
② 不動産に関連が深い経済学の知識が理解できる。
③ 不動産に関連が深い建築・都市の知識が理解できる。
3 不動産に関わる課題を把握し、課題解決に向けて主体的に考え行動することができる。
4 不動産の資産価値の創造にかかる不動産企画・提案を適切に行うための必要な知識と技能が身についている。
5 不動産関連ビジネスにかかる基幹的な国家資格である、宅地建物取引士に求められる能力が身についている。
6 国際社会における不動産関連ビジネスを理解するための基礎的な能力が身についている。
カリキュラム・ポリシー
不動産学科は、土地、建物、地域や環境などで構成される不動産の適切なあり方を実現するための基礎となる法学、経済学、経営学、工学とともに、それらを統合する不動産学を学修することで、高度で広範な専門知識と実践力を修得することを目指すとともに、状況に対応して切り拓く人間力の涵養も目指し、次の方針に基づき、教育課程の編成を行っている。
1 1年次には、広く不動産に関する基礎学力を養成するために必修科目(不動産学基礎演習及び専門基礎科目群)を設けるとともに、少人数、中人数の複数クラスに分けて授業を行い、学習効果を高める。
2 1年次には、国家資格である宅地建物取引士資格試験に取り組んで合格する能力の育成の徹底を図るとともに、実務知識の修得を通じて不動産業と不動産学への関心を高め、併せて目標に向かって継続努力する資質の涵養を図る。
3 2年次からは、ビジネスコース、ファイナンスコース及びデザインコースで編成される3コースのいずれかを選択して所属し、各自の到達目標と目標進路の実現に必要となる基礎力及び専門能力の養成を図る。
4 各コースの概要
(1)ビジネスコースでは、不動産ビジネスを適切に行うための知識、特に不動産の取引、不動産事業の経営や管理、企業の経営に必要とされる素養を身につける。
(2)ファイナンスコースでは、不動産ファイナンスを適切に行うための知識、特に不動産の市場分析や価格評価、不動産に対する投資や金融、不動産の活用に必要とされる素養を身につける。
(3)デザインコースでは、不動産を適切に創り出すための知識、特に不動産の価値を高める観点から行う不動産の企画や再生、都市や建築のデザイン、街づくり、集合住宅の管理のほか、不動産の情報処理に必要とされる素養を身につける。
2025年度以降
不動産学科は、土地、建物、地域や環境などで構成される不動産の適切なあり方を実現するための法学・経済学・工学の基礎を身につけるとともに、それらを統合する不動産学を学修することで、高度で広範な専門知識と実践力を修得することを目指すとともに、状況に対応して切り開く人間力の涵養も目指し、次の方針に基づき、教育課程の編成を行っている。
1 1年次には、土地と建物の流通・金融・開発・投資・経営・管理に関する必修科目を設けており、これらの科目を通して不動産学への関心を高める。
2 2年次には、社会における不動産の適切なあり方を法学・経済学・工学の側面から学修し、不動産学の基礎を固める。
3 3 年次以降
(1)社会デザイン専攻では、「不動産学環科目」及び「不動産学環演習科目」における流通・金融・開発・投資・経営・管理の6つの学群から複数の学群を選択し、各自の到達目標と目標進路の実現に必要となる専門能力の養成を図る。
(2)不動産鑑定専攻では、不動産鑑定評価に関わるより専門的な知識を修得し、各自の到達目標と目標進路の実現に必要となる専門能力の養成を図る。
4 国家資格である宅地建物取引士資格試験に取り組んで合格する能力の育成を図るとともに、実務知識の修得を通じて不動産業と不動産学への関心を高め、併せて目標に向かって継続努力する資質の涵養を図る。
アドミッション・ポリシー
不動産学科では、土地と建物及びそれを取り巻く地域や環境などで構成される不動産が、国民の生活や企業の活動の基盤として大切であることを認識し、不動産学を学修することを通じて、その適切な在り方を実現することを目指す人であり、さらに、不動産学の学修成果を生かして国際未来社会で活躍するひとつの方法として、高度専門職業家として社会貢献することに興味を持ち、その権能を保証される国家資格を取得することを目指す次のような人材を求めている。
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
高等学校卒業相当と認められる英語、国語、数学の基礎学力。
英語では、標準的な文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身に付けておくことが望ましい。
国語では、日頃から論理的な文章に接することによる読解力・分析力を中心に、自分の意見を整理した上での文章表現力を身に付けておくことが望ましい。
数学では、特に工学、経済学を学修することに支障がない程度の基礎学力を身に付けておくことが望ましい。
② 思考力・判断力・表現力
不動産学は、法学、経済学、経営学、工学等から成り立つ学問分野である。このことに鑑み、特定の分野にとらわれず、総合的な視点からの思考・判断ができ、自ら収集した資料やデータを分析することで得た自分の考えを、文章及び口頭で発表する能力が身に付いていることが望ましい。
③ 主体性・協働性
世の中の多様な価値観や役割を尊重し、問題解決に向け、共に行動するためのコミュニケーション能力が備わっていることが望ましい。さらに、不動産学分野の社会実践活動に主体的に取り組む意欲や行動も期待される。
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 学際的な学問である不動産学の多様性に興味を持ち、その可能性の大きさを自覚して不動産学の学修に取り組み、土地、建物、都市に関連するさまざまな分野で活動することに強い意欲を持つ人
- 不動産にかかわる開発・流通・金融・経営・管理などのビジネスに興味と理解があり、不動産学の学修を通じて、これらの不動産ビジネスを改善し、社会貢献することに強い意欲を持つ人
- グローバル社会で求められる相互理解と交流に関心を持ち、日本の不動産学を学修することを通じて、世界各国の不動産学、不動産業、不動産制度、不動産専門職業家の発展や改善に貢献することに強い意欲を持つ人
- 不動産学の発展的な学修に向けて、数理解析のための数学、国際貢献のための英語などの学力を基礎に、継続的に努力する強い意欲を持つ人(自然科学関連科目を履修していることが望ましい)
- 自らの意思に基づいた継続的な活動を通じて成果をあげた経験をもとに、不動産学の学修に対して不断の努力をする強い意志を持つ人
- 社会での活動を背景として不動産学の重要性を認識するとともに、不動産学の専門知識を生かして活動する具体的な社会人のイメージを有し、そこに至る自己実現のプロセスとして不動産学の実践的な学修を強く希求する人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 質疑応答を通じて、他人の考えを理解する能力、論理的思考に基づく対話を行う能力等を評価する。さらに、不動産分野の職業の理解度や国家資格取得に向けての意欲も評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | 不動産学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 不動産学科の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
日本語 | 本学の授業を受講するために必要な日本語の語彙力、文法の知識、読解力を評価する。 | ✓ | ||
日本語運用力診断 | 日本語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、日本語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
ホスピタリティ・ツーリズム学部 ホスピタリティ・ツーリズム学科
ディプロマ・ポリシー
ホスピタリティ・ツーリズム学科では、ホスピタリティ・ツーリズム学を修得し、ホスピタリティ・マインドとコミュニケーション能力を身につけ、それらが求められる社会領域で活躍できると判断できる、次の要件を満たした者に学士(ホスピタリティ・ツーリズム学)の学位を授与する。
【ビジネス&プロフェッショナル・コミュニケーション メジャー】※2024年度から観光専攻に名称変更
1 ホスピタリティ・ツーリズム学に関して十分な知識を持ち、ホスピタリティ・マインドと語学力を必要とし、これから希少性が高まる接客・接遇を重視する産業界において専門性を生かして活躍できる。
2 英語運用能力(CEFR B1レベル以上)を含むコミュニケーション能力を十分に有すると同時に、継続して学修することができる。
3 効果的なパーソナル・コミュニケーションを実現できる能力の上に、社会の変化を適切に捉え、自ら考え主体的に行動することができる。
【デジタル・イノベーション メジャー】※2024年度から経営情報専攻に名称変更
1 ホスピタリティ・ツーリズム学に関する知識とICTリテラシーを併せて修得し、文理を超えた理解をもとにデジタル技術を活用した組織や社会の変革を推進するリーダーとして活躍できる。
2 英語運用能力(CEFR B1レベル以上)を含むコミュニケーション能力を基礎として、言語の違いを超えた活用を目指した学修ができる。
3 ホスピタリティ・マインドをベースとした分析・洞察力にあふれ、問題発見と提案力を発揮することで、SDGsの達成に向けて、自ら考え主体的に行動することができる。
【グローバル・マネジメント メジャー】※2024年度からグローバル・マネジメント専攻に名称変更
1 ホスピタリティ・ツーリズム学を基礎として、マネジメントに関する幅広い知識を持って、高度のコミュニケーション能力を必要とする産業や国内外においてリーダーとして活躍できる。
2 英語運用能力(CEFR B2レベル以上相当)を基礎とし、海外大学のホスピタリティ・ツーリズム関連学部への留学体験に基づく文化の違いを超えたコミュニケーション能力を十分に有すると同時に、継続して発展させることができる。
3 ホスピタリティ・マインドをベースとしたリーダシップにあふれ、柔軟性を活かして利害を超えた関係を構築でき、組織や社会の変革をリードすることができる。
カリキュラム・ポリシー
ホスピタリティ・ツーリズム学科は、ホスピタリティ産業に代表される、ホスピタリティ・マインドとコミュニケーション能力を必要とする産業界において必要となる知識や振る舞いを段階的に修得することを目的に、次の方針に基づき、教育課程の編成を行っている。評価は学内外の試験やルーブリックあるいはポートフォリオ等を総合的に使用して実施する。
【ビジネス&プロフェッショナル・コミュニケーション メジャー】※2024年度から観光専攻に名称変更
1 1年次から4年次までCEFRを基準とした独自の英語教育を展開し、ホスピタリティ業界で必要となる中級レベル以上の英語コミュニケーション能力を修得する。
(2年次進級要件:CEFR A2レベル以上、3年次進級要件:CEFR B1レベル以上)
2 4年間一貫の少人数制必修ゼミによる個別指導の徹底を通じた基礎学力の修得と目的進路に応じた専門的研究や各種資格取得を通じて「就職力」の強化を図る。
【デジタル・イノベーション メジャー】※2024年度から経営情報専攻に名称変更
1 1年次から4年次までCEFRを基準とした独自の英語教育を展開し、ホスピタリティ業界やICTに関連する学修で必須となる中級レベル以上の英語コミュニケーション能力を修得する。
(卒業要件:CEFR B1レベル以上)
2 ホスピタリティ・ツーリズム学を基礎としたマネジメントやICT、デジタル技術に関する、目的進路に応じた専門科目群の履修、実地研修や演習による実践を通じて、幅広く体系的にデジタル技術を活用した変革に必要な知見と発想力を修得する。
(3年次進級要件:ITパスポート試験合格)
3 4年間一貫の少人数制必修ゼミによる個別指導の徹底を通じて基礎教養と基礎学力を修得するとともに、事例研究等を通じて産業界におけるデジタル技術の利活用に資する視点・視座・視野の涵養を図る。
【グローバル・マネジメント メジャー】※2024年度からグローバル・マネジメント専攻に名称変更
1 1年次のTOEFLを主体とした英語教育と専門領域に関連した教養教育により海外大学のホスピタリティ・ツーリズム関連学部への留学準備を行い、2・3年次で半年から1年間の留学を経験することで、これからのホスピタリティ・ツーリズム業界のリーダーに求められる多様性の受容とコミュニケーション能力を涵養する。
2 ホスピタリティ・ツーリズム学を基礎としたマネジメントに関する専門科目群をほぼ必修とし、目的進路に応じた専門科目群の履修、演習による実践を通じて、幅広く体系的にマネジメントに必要な知識と振る舞いを修得する。
3 4年間一貫の少人数制必修ゼミによる個別指導の徹底を通じた基礎教養と基礎学力の修得と、マネジメントとリーダシップに関する専門研究を通じて「社会人基礎力」の強化を図る。
アドミッション・ポリシー
ホスピタリティ・ツーリズム学科では、ホスピタリティ・ツーリズム学を学び、ホスピタリティ・マインドとコミュニケーション能力を生かして社会に貢献することに強い意欲を持つ人材を、次の3つの専攻に分けて求めている。
観光専攻
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
知識:高等学校卒業相当と認められる日本地理・世界地理・日本史・日本文化についての知識
技能:対人コミュニケーションスキル・CEFR A2レベルの基本的英語コミュニケーションスキル・プレゼンテーションスキル
② 思考力・判断力・表現力
思考力:常に好奇心を持って問題を発見し、共感と創造力を持って対策を考えられること
判断力:偏見を持たずに状況を分析して、優先順位がつけられること
表現力:効果的に口頭で自分の意見を表明できる。さらに、文章と写真や図表等の表現においても工夫できることが望ましい
③ 主体性・協働性
主体性:責任感を持って誠実かつ真摯な姿勢で物事に取り組み、自己の成長にも積極的である
協働性:相手を尊重し、共感とリーダーシップを持って柔軟に物事に取り組める
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 観光に関連する産業への就職を希望する人
- ホスピタリティを活かして社会課題の解決や産業発展に貢献することを希望する人
- 英語を活かして誰かの役に立つことを希望し、今後も継続的に成長することを希望する人
- 地域や観光地に興味があり、その特性や魅力を観光資源として活用するアイディア創出等、地域貢献活動に積極的に取り組みたい人
- 異文化に興味を持ち、その違いを柔軟に受け入れた上で魅力に転換するなど応用していくことに関心がある人
- これまで合格・取得した検定や資格等についてさらに向上を目指す、あるいはそのための努力や成績結果を活かして、自ら進路・就職先を開拓しようという強い意志を持つ人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
英語力確認テスト | 英語のみで作成されている試験問題であり、実践的な英語の語彙力・会話表現の知識、英文読解能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 問題発見能力、創造性、共感力、的確な判断力、口頭表現力、自己成長性、協働して学ぶ態度を評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | ホスピタリティ・ツーリズム学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 ホスピタリティ・ツーリズム学科観光専攻の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
日本語 | 本学の授業を受講するために必要な日本語の語彙力、文法の知識、読解力を評価する。 | ✓ | ||
日本語運用力診断 | 日本語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、日本語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
英語運用力診断 | 英語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、英語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
経営情報専攻
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
知識:高等学校卒業相当と認められる情報科・ビジネス基礎(政治・経済)・地理・歴史・日本文化に関する知識
技能:対人コミュニケーションスキル・データ活用(特に数学Ⅰで学習する二次関数やデータの分析に関する基本的知識が身に付いていることが望ましい)・プレゼンテーションスキル
② 思考力・判断力・表現力
思考力:論理的に状況を整理した上で、将来を見通した対策を、計画的・創造的に考えることができる
判断力:データに基づいて状況を理解し、潜在的な危険や不確実性を見極めて判断できる
表現力:文章と写真や図表を効果的に用いた視覚的表現を工夫した資料等を作成することができ、また、基本的な口頭表現でコミュニケーションをとることもできる
③ 主体性・協働性
主体性:トレンドに関心を持ち、自己管理も行いながら好奇心を持って積極的に新しいトレンドを提案できる
協働性:共通の目標達成に向けて、他者のアイディアも活かしてチームワーク良く物事に取り組める
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 観光に関連する産業への就職を希望する人
- デジタル技術を応用して社会課題の解決や産業発展に貢献することを希望する人
- データを活かしたビジネスに興味があり、的確に活用することに関心がある人
- 問題解決に興味があり、チームで問題解決するための提案に関心がある人
- 地域や観光に興味があり、その特性や魅力を観光資源として、デジタル技術を用いて活用するアイディア創出等の地域貢献活動に積極的に取り組みたい人
- イノベーションや新しいことに興味があり、創造性を発揮してチャレンジしてみたいと考えている人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
英語力確認テスト | 英語のみで作成されている試験問題であり、実践的な英語の語彙力・会話表現の知識、英文読解能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 創造性、問題発見能力、的確な判断力、自己成長性、口頭表現力、協働して学ぶ態度、共感力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | ホスピタリティ・ツーリズム学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 ホスピタリティ・ツーリズム学科経営情報専攻の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
日本語 | 本学の授業を受講するために必要な日本語の語彙力、文法の知識、読解力を評価する。 | ✓ | ||
日本語運用力診断 | 日本語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、日本語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
英語運用力診断 | 英語の短文を音読し、その内容について質疑応答を行うことで、英語の発音の正確さ、語彙力、理解力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
グローバル・マネジメント専攻
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
知識:高等学校卒業相当と認められるビジネス基礎(政治・経済)・地理・世界史に関する知識
技能:多文化共生に関する経験・CEFR B1レベル相当の英語のコミュニケーションスキル・データ活用(特に数学Ⅰで学習する二次関数やデータの分析に関する基本的知識が身に付いていることが望ましい)
② 思考力・判断力・表現力
思考力:論理的に状況を整理した上で、将来を見通した対策を、多様で国際的な視点から創造的に考えることができる
判断力:データから洞察を得て、潜在的な危険や不確実性を迅速に見極めて判断できる
表現力:英語で、多文化に配慮した効果的な視覚的表現や口頭表現を用いて文書の作成やコミュニケーションをとることができる
③ 主体性・協働性
主体性:好奇心を持って、問題解決に向けて自律的に創造性とリーダーシップを活かして物事に取り組める
協働性:多様なメンバーの意見を尊重し、共通の目的の達成に向けて柔軟性と適応力を発揮して積極的に物事に取り組める
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 観光を始め、多文化コミュニケーションが求められる産業への就職を希望している人
- 語学スキルを活かした社会課題の解決や産業発展に貢献するとともに、スキルを継続的に伸長させたいと希望する人
- 国際的なビジネスに興味があり、リーダーシップを発揮して取り組むチャレンジをしたいと希望する人
- 問題解決に興味があり、多様性の高いチームで解決に取り組みたいと考えている人
- イノベーションや新しいことに興味があり、多様な視点からの意見を応用して問題解決することに関心がある人
- これまで合格・取得した検定や資格等についてさらに向上を目指す、あるいはそのための努力や成績結果を活かして、自ら進路・就職先を開拓しようという強い意志を持つ人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
思考力・判断力テスト | 英語の動画(字幕なし)を視聴し、小論文を含めた問題に記述式で解答することで、英語のリスニング能力と、論理的思考力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 提案力、多様性への理解、創造性、問題発見能力、的確な判断力、自己成長性、口頭表現力、協働して学ぶ態度を評価する。 | ✓ | ✓ | |
プレゼンテーション | 論理的な思考力、英語による情報を的確に伝達する能力、コミュニケーション能力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | ホスピタリティ・ツーリズム学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 ホスピタリティ・ツーリズム学科グローバル・マネジメント専攻の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
総合教養 | 高等学校卒業相当の一般教養と、英語の理解力・表現力、知識、論理的思考力・判断力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
講義理解力判定テスト | 英語の動画(字幕なし)を視聴し、小論文を含めた問題に記述式で解答することで、英語のリスニング能力と、論理的思考力・文章表現力・問題解決に向けて取り組む態度を評価する。 | ✓ | ✓ | |
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
保健医療学部口腔保健学科
ディプロマ・ポリシー
「保健医療学部口腔保健学科」では、次の要件を満たした者に「学士(口腔保健学)」の学位を授与する。
① 口腔保健にかかる健康増進・医療・福祉に携わることができる知識と技能を有し実践することができる。
② 歯科衛生士としての誇りと職業倫理を有し、生涯にわたって国民の健康な生活を確保することができる。
③ 医療にかかわる他の職種とも連携して、口腔保健の立場から社会的な貢献ができる。
④ 口腔保健の専門職種として国際社会で活躍することができる。
⑤ 課題に対して論理的思考力を発揮して解決することができる。
カリキュラム・ポリシー
「広い視野・豊かな感性・国際性」を兼ね備えた、常に変化し続ける社会状況に対応可能な“国際未来社会で活躍し得る歯科衛生士”を養成するため、4年間一貫教育のカリキュラム編成を行っている。
1 人間性の陶冶を図るための教養教育を充実し社会人としての基礎力を向上する。
2 社会性、創造性、合理性の高揚を図り、国際性を進展させるための科目の充実を図る。
3 超高齢社会での口腔保健の実践力を育成するため医学的知識の涵養に加え、摂食嚥下機能や周術期療法にかかる知識と技能の高揚を図る。
4 スペシャルニーズに対応できる知識と技能を修得する。
5 実習を通じて多職種連携の重要性を理解する。
6 臨床および地域保健あるいは地域包括ケアにおいて総合的に活躍できる知識と技能の修得を図る。
7 国際性の向上を図るため語学学習を充実する。
8 問題解決能力や研究能力の育成を図るための課題研究を充実する。
アドミッション・ポリシー
口腔保健学科では、口腔保健学を学ぶことに対して強い意欲を持つ次のような人材を求めている。
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
高等学校卒業程度と認められる英語、国語、数学の基礎学力及び口腔保健学の学修に必要な基礎学力を有していること(特に自然科学又は生命科学関連科目を履修していること)が望ましい。
特に、文章を理解するための基本的な知識・技術が身に付いていること、物事を論理的に説明するための基本的な知識が身に付いていることが望ましい。
② 思考力・判断力・表現力
会話や文章で表現された情報を的確に理解する能力、さらにそれを倫理的に思考し、自分の意見として論述する能力や、口頭で発表する表現力が身に付いていることが望ましい。
③ 主体性・協働性
目的意識と自責思考を持ち、前向きに行動できる力が身に付いていることが望ましい。
他者の立場や考え方、価値観を尊重し、問題解決に向け共に行動するためのコミュニケーション能力が備わっていることが望ましい。
④ その他
医療人として必要なホスピタリティ・マインドを有していることが望ましい。
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 保健・医療・福祉の分野で自分の能力を発揮する意欲を持っている人
- 国民の生活の質の向上を図る強い意欲を持っている人
- 国際社会で活躍する希望を持っている人
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
分析力テスト | 図表やグラフを読む力、文章読解力、思考力を評価し、また、全て記述式で解答することから、文章表現力も評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 |
態度や言葉遣い等を評価するとともに、これまでの経験や入学後の学修意欲、国際性や将来ビジョン等に関する、論理的な思考と説明力、コミュニケーション能力を評価する。 また、質問内容や質問の意図を読み取る能力も評価する。 |
✓ | ✓ | |
小論文 | 口腔保健学学修への意欲、主体性・協働して学ぶ態度、論理的思考力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 |
これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 口腔保健学科の教育内容の理解度、学科への熱意や意欲等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章表現力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度について評価する。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解能力、リスニング能力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
生物 | 高等学校卒業相当の基本的な生物学に関する知識を評価する。 | ✓ | ||
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
評価する能力と入試区分の対応
評価方法 |
評価する能力 | 対応する入試区分 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
知識 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
総合型選抜 | 学校推薦型選抜 | 一般選抜 | 外国人留学生入試 | |||||||||
AO | なりたいじぶん | クリエイティブ | スポーツ ・ 文化 |
企業推薦 | 社会人 | 指定校 ・ 全商 |
沖縄特別 | SDGs | 一般選抜 | 共通テスト利用 | |||||
分析力テスト | ✓ | ✓ | ○ | ◎ | |||||||||||
思考力・判断力テスト | ✓ | ✓ | ○ | ||||||||||||
英語力確認テスト | ✓ | ✓ | ○ | ||||||||||||
面接 | ✓ | ✓ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | |
英語力診断テスト | ✓ | ✓ | ○ | ○ | |||||||||||
小論文 | ✓ | ✓ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
プレゼンテーション | ✓ | ✓ | ○ | ◎ | |||||||||||
出願申請書 | ✓ | ✓ | ◎ | ◎ | |||||||||||
調査書 | ✓ | ◎ | ○ | ||||||||||||
英語 | ✓ | ◎ | |||||||||||||
国語 | ✓ | ✓ | ○ | ||||||||||||
数学 | ✓ | ○ | |||||||||||||
生物 | ✓ | ○ | |||||||||||||
総合教養 | ✓ | ✓ | ○ | ||||||||||||
日本語 | ✓ | ○ | |||||||||||||
日本語運用力診断 | ✓ | ✓ | ○ | ||||||||||||
英語運用力診断 | ✓ | ✓ | ○ | ||||||||||||
講義理解力判定テスト | ✓ | ✓ | ○ | ||||||||||||
大学入学共通テスト各科目 | ✓ | ✓ | ◎ |
◎:全学科共通で実施するもの
○ :学科や日程により実施の有無が異なるもの
歯学部歯学科
ディプロマ・ポリシー
歯学科では、次の要件を満たした者に学士(歯学)の学位を授与する。
1 生命の尊厳を大切にする医療人としての社会的倫理観と患者中心の歯科医療を実践することができる。
2 歯科医師になるために必要な基本的な専門的知識ならびに臨床技能を有していると判断できる。
3 チーム医療実践に必要な基本的知識とコミュニケーション能力を有していると判断できる。
4 広い視野と知的探究心を有した科学的思考ができる。
5 自律的学修を継続する能力があると判断できる。
カリキュラム・ポリシー
「広い視野・豊かな感性・国際性」を兼ね備えた、常に変化し続ける社会状況に対応可能な“新時代の歯科医師”を養成するため、6年間一貫教育カリキュラムの編成を行っている。
1 医療人として必須なコミュニケーションやプレゼンテーション能力、幅広い視野、基本姿勢を育成する。
2 臨床体験実習により基本的ならびに高度な歯科医学の実践へのモチベーションを育成する。
3 学生主体の相互交流による海外研修ならびに教養・専門教育科目を通して国際的視野を有する人材を育成する。
4 6年間一貫教育を通じ、豊かな人間性と基礎・臨床歯科医学ならびに関連する医学知識を幅広く理解し、応用・実践する能力を育成する。
アドミッション・ポリシー
歯学科では、歯科医学を学ぶことに対して強い意欲を持つ次のような人材を求めている。
1 入学前に身に付けておくことが望ましい資質・能力
① 知識・技能
歯科医学学修に必要な基礎学力を有している。特に数学・自然科学・生命科学関連科目を履修していることが望ましい。
国際未来社会で活躍する歯科医師となるために必要な基礎的英語学力(CEFR A2レベル以上)を有する。
② 思考力・判断力・表現力
会話や文章で表現された情報を的確に理解する能力、さらにそれを倫理的に思考し、自分の意見として論述する能力や、口頭で発表する表現力が身に付いていることが望ましい自分の考えを明確に説明でき、他人の考えを聞き深く理解する意欲と能力を有する。
③ 主体性・協働性
豊かな人間性と協調性を有し周囲との良好な人間関係を保つことができる。
2 意欲・関心
次に掲げる項目のいずれかに該当していること。
- 医療人として必要な高い倫理観を有し、探究心と広い視野・深い分析的思考を持つ意欲がある。
- 歯科医学・歯科医療ならびに医療・福祉に関して深く興味・関心を持ち、歯科医師としてこの分野で貢献することに強い目的意識を有している。特に社会福祉など社会連携ボランティア活動の経験を有していることが望ましい。
- 入学後も自己学修に励み人間性の涵養及び歯科医学・歯科医療の学修と実践に努力することができる。
3 評価方法・評価する能力
評価方法 (試験科目等) |
評価する能力 | 知識 ・ 技能 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
---|---|---|---|---|
理解力テスト① (映像理解力テスト) |
約30分間の科学映像を見た後、その内容に関する設問に記述解答し、生命倫理への理解力、思考力、表現力を評価する。 | ✓ | ||
理解力テスト② (分析力テスト) |
数値・グラフ・図表などから推論し、高等学校卒業相当の物理・化学・生物に関する知識・思考力、文章読解力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学的思考力テスト | 数値、グラフ、図表などから推論し、高等学校卒業相当の数学の基礎知識、思考力、文章読解力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
面接 | 質疑応答を通じて、表現力や課題理解力、他者との対話力や協調性等を評価する。さらに、建学の精神の理解や、歯科医師免許取得に向けての意欲も評価する。 | ✓ | ✓ | |
小論文 | 医療・健康についての問題意識や理解度、論理的思考、文章作成力等を評価する。 | ✓ | ✓ | |
出願申請書 | これまでの自己を振り返り、相対化する思考力と判断力を評価する。 歯学科の教育内容の理解度、学科への熱意、意欲及び入学後の学修計画等を評価する。 また、適切な文体や表現が使用されているかなど、文章作成力を評価する。 |
✓ | ✓ | |
調査書 | 歯学部への適性、主体的に学ぶという観点を評価し、面接評価の参考とする。 | ✓ | ||
英語 | 高等学校卒業相当の文法・語彙力・会話表現の知識、英文読解力を評価する。 | ✓ | ||
国語 | 高等学校卒業相当の語彙力(慣用表現・四字熟語などの知識)・文章読解力・文章表現力を評価する。 | ✓ | ✓ | |
数学 | 高等学校卒業相当の計算能力・思考力を確認することで、論理的思考力を評価する。 | ✓ | ||
理科 | 高等学校卒業相当の基本的な物理、化学、生物に関する知識を評価する。 | ✓ | ||
論述 | 課題について論述し、論理的な思考力・判断力・表現力を評価する。 | ✓ | ||
大学入学共通テスト各科目 | 学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を評価する。 | ✓ | ✓ |
評価する能力と入試区分の対応
評価方法 |
評価する能力 | 対応する入試区分 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
知識 |
思考力 ・ 判断力 ・ 表現力 |
主体性 ・ 協働性 |
総合型選抜 |
学校推薦型選抜 |
一般選抜 | 帰国生徒 | 外国人留学生入試 | |||||
AO | 自己推薦型 | 統一試験 | 一般選抜 | 共通テストプラス | 共通テスト利用 | |||||||
理解力テスト① (映像理解力テスト) |
✓ | ○ | ||||||||||
理解力テスト② (分析力テスト) |
✓ | ✓ | ○ | |||||||||
数学的思考力テスト | ✓ | ✓ | ○ | ○ | ○ | |||||||
面接 | ✓ | ✓ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
小論文 | ✓ | ✓ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
出願申請書 | ✓ | ✓ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
調査書 | ✓ | ○ | ||||||||||
英語 | ✓ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
国語 | ✓ | ✓ | ○ | |||||||||
数学 | ✓ | ○ | ○ | |||||||||
理科 | ✓ | ○ | ||||||||||
論述 | ✓ | ○ | ○ | |||||||||
大学入学共通テスト各科目 | ✓ | ✓ | ○ | ○ |