第7回講座|文部科学省委託 令和4年度明海大学との連携による専門人材育成・確保事業
第7回講座 8月2日(火) 9:30~10:40 授業研究①Team-Teaching
講師 百瀬美帆 米村珠子(明海大学教職課程センター・地域学校教育センター教授) パトリツィア・ハヤシ(明海大学多言語コミュニケーンションセンター教授) タイソン・ロード准教授(明海大学多言語コミュニケーションセンター准教授)
担当区市(担当指導主事)
千葉県浦安市(髙島 健治)
概要
- 授業者氏名
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小西 了太
メアリー ビアンカ インフェブル
- 学校名
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浦安市立日の出南小学校
- 担当学年
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第6学年
- 使用教科書
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NEW HORIZON Elementary English Course6(東京書籍)
- 単元名
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Unit3 Let’s go to Italy.
- テーマ
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Team-Teaching
- 講師
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百瀬美帆 米村珠子(明海大学教職課程センター・地域学校教育センター教授) パトリツィア・ハヤシ(明海大学多言語コミュニケーンションセンター教授) タイソン・ロード准教授(明海大学多言語コミュニケーションセンター准教授)
- 概要
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本時は、全8時間中の2時間目の授業です。旅行代理店のスタッフとして、外国について紹介をする活動に繋げる前段階の授業となっています。生徒に提示するめあては、「行きたい国について話そう」としましたが、授業の構成としては、前半を単語や文を聞き取るための活動、後半を「話すこと[やり取り]」につなげるための活動としています。
授業動画
講座資料
講座アーカイブ動画
講座評価アンケートに寄せられた質問に対する回答
講師への質問
Q1
TTの役割分担の中で、評価に関わる役割分担の具体例などを知り、生かしていきたいとおもっています。教えていただければと思っています。
A1
評価には、記録に残す評価と日々の指導、児童の学習に生かす「形成的評価」があります。第7回講座で拝見した授業中にはT1,T2が児童たちに対してたびたび、”Good job!”と声をかけ、児童の活動がよくできたと「評価」していました。こうしたことにより児童の学習意欲の向上が図られたと考えます。「形成的評価」は、学級担任、専科教員、ALTがそれぞれに、あるいは協力して行います。場合に応じて、どのような「評価」すなわちフィードバックや励まし、ほめことば等の声がけを行ったかや児童の学習状況について書き留め、学級担任等が行う「総括的評価」の資料とすることができます。
評価の役割分担については、第2回講座でも扱っておりますので、アーカイブ動画をご覧ください。
授業者への質問
Q1
いつも椅子だけで授業を行っているのでしょうか?書く活動は行わないのか気になりました。
A1
いつも椅子だけで授業を行っています。書く活動を行う場合は、児童が持っているバインダーを使用しています。Q2
授業のリズムがとてもテンポ良く進められていていいなと思いました。学校全体で共有して、低学年から高学年まで、基盤が有り、リズムよく外国語活動に取り組んでいるのか気になりましたので教えて欲しいです。
Q2
授業のリズムがとてもテンポ良く進められていていいなと思いました。学校全体で共有して、低学年から高学年まで、基盤が有り、リズムよく外国語活動に取り組んでいるのか気になりましたので教えて欲しいです。
A2
高学年は、特に学ぶ内容が多いため、リズムよく進める必要があると感じています。中学年や低学年は、比較的ゆっくり、丁寧に指導しています。学校全体で共有することに関しては、指導者が共通しているため、できていると感じています。3年生から4年生までは外国語専科とALTが指導しています。担任も、外国語や外国語活動の授業の様子を、可能な範囲で見に来てくれています。1年生と2年生は、担任とALTで指導しています。事前に授業プランを外国語専科とALTで相談して作り、担任と打ち合わせしています。外国語専科も、空き時間には、可能な限り低学年の授業の様子を見に行くようにしています。
Q3
ALTの先生との授業や単元構想、評価などについて打ち合わせで意識していることがあればお聞きしたいです。
A3
単元の初めや、毎時間の授業前に、指導内容について打ち合わせをしています。評価については、テストの記述などはALTと相談しながら、表現が適切か判断しています。
Q4
授業を提供して頂き、ありがとうございました。質問です。動画には子どもたちの振り返り場面がなかったように思うのですが、書く活動や振り返りシートなどの記入はALTの訪問がない日にするなどしているのでしょうか。私も同じ教科書を使って指導しているので、普段どのように書く活動や振り返りシートなどの時間を確保しているのか教えて頂けるとありがたいです。
A4
書く活動は、授業の終わりに少しずつ行っています。机がないため、バインダーを使って書かせています。振り返りは、5・6年生については書く時間をとれておらず、テストの記述や口頭の発表などでとっています。今後は、振り返りを書かせることもやっていきたいと考えています。