教育の質の向上に係る取組

本学の教員養成の目標と教員養成の目標実現のための取組を踏まえて、教職課程センターに関係するすべての教員・職員が以下に示す取組に基づき、教職課程における教育の質の向上を図る。

1 国の動向を踏まえた教職課程の質的水準の向上

中央教育審議会答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」(平成2712)を踏まえ策定された教職課程コアカリキュラム及び外国語(英語)コアカリキュラムに基づき編成した本学教職課程上に設置したそれぞれの科目の内容等が、教員となる際に必要な最低限の基礎的・基盤的な学修を保障しているか、不断の見直しを図り、教育の質的向上を図る。

2 教職課程センターにおける組織方針・組織目標を踏まえた取組の実施

教職課程センターにおいては、教員と事務職員が目標を共有して共通理解を図り、常に協働することにより、目標管理を行い、PDCAサイクルに基づいた業務を遂行するため、組織方針・組織目標を策定する。

3 目標管理のための進行管理表に基づく業務の遂行

教職課程センター規程第3条に規定されている業務について業務管理を徹底して行うため進行管理表を策定して、教員・職員が一体となって業務を遂行する。

4 教職課程センター運営委員会による教職課程の改善

これまで、教職課程センターでは、運営委員会を設置して、本学教職課程の評価を実施するなどして、教職課程に係るPDCAサイクルを適切に回し、教職課程を改善してきた。
なお、本学においては、20224月より施行された、改正教育職員免許法施行規則(令和4年文部科学省令第25号)に基づき、2022年度教職課程自己点検評価を2023年度に実施して報告書を取りまとめ公表したところである。今後とも、本学においては、大学の自己点検評価の実施時期に合わせ、教職課程の自己点検評価を実施してその内容を公表するなどして、教職課程を改善する。

5 教職員の能力の向上

教員養成に関する今日的課題の解決に当たるとともに、これからの時代に教員として求められる資質能力を学生に身に付けさせるために、教職科目を担当する教員に対してFD研修会を年数回開催する。