教職課程センターFD講演会
1月23日、浦安キャンパスにおいて教職課程センターFD講演会が行われ、帝京科学大学の釼持勉教授に「書字力を高める板書の基礎・基本」というタイトルで講演していただきました。
今回の参加者数は、教職課程履修生40名と教職課程センターの運営委員6名、合計46名でした。
教職課程履修学生が4年次に行う教育実習では、教室内にある黒板を使って授業を行います。
将来的には電子黒板や電子教科書を使った授業場面がメインとなりますが、黒板に向かって教師がチョークを手にして子供たちに指導をすることはしばらく続くかと思われます。
こうしたことから、教育実習前の学生に対して、板書のイロハを効果的に指導する必要があると判断して、今回のFD講演会を開催しました。
講演では、板書の基礎・基本を聴衆の参加型で指導をしてもらいました。
まず、黒板に対しての立ち方・体の構え方について実演し、半身で書くときれいに書けることや、自分の身長に合わせ背伸びせずに書くこと、きれいな文字の書き方をたくさんの漢字を挙げながら指導していただきました。
さらに、書き順の大切さや縦書きだけでなく横書きするときのポイント、漢字だけでなく平仮名やアルファベットの書き方のコツなど、多くのことを伝授していただきました。
参加した学生からは「参加型の講演は初めてだったので、楽しく学ぶことができ、とてもためになった」や「実習前で少し不安があったが、板書の書き方に自信がついた」などの感想が聞かれました。