都立葛西南高等学校「校内寺子屋」報告

東京都では、外部人材等を活用した「校内寺子屋」事業を都立高等学校で実施し、義務教育段階の基礎学力の定着が十分ではない生徒に対し、学び直し学習や自習を支援しています。

東京都立葛西南高等学校での「校内寺子屋」事業は2016 年度より開始されており、本学の教職課程履修学生が外部講師として英語の補習授業を支援しており、今年度で4年目となります。
放課後に英語(主に文法)の基礎力が十分でない1年生を対象に、火曜クラスと木曜クラスに1クラスずつ開講し、講師として本学の学生2 人1 組によるチームティーチングで展開しています。

-学生の感想-

伊藤 穂之香(英米語学科2年)
今回、初めて教師という立場に立てるチャンスをいただきました。生徒の前に立ち分かりやすく教える、わからない事をインパクトのある教え方で理解してもらうと言う事を重視しました。今回は5人という人数でしたが、35人の前に立った時、個々の理解を得るという難題が今後の課題となりました。良い機会をいただき感謝します。またチャレンジしたいです。

矢吹 駿介(英米語学科2年)
今回の寺子屋で英語嫌いについて考えさせられました。授業内でbe動詞などの基本的な文法を理解できたか確認しておくことが大事だと思いました。私は将来、中学校や高校で英語を教えたいと思っているので、その際には英語嫌いを出さないような授業をしたいです。